外壁塗装のチェックポイント

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外壁塗装工事では、手抜きをする悪徳業者もいます。
手抜きをされないよう、チェックポイントをご紹介しましょう。

下地補修・ひび割れ・欠損は処置しているか？

塗り終わってもひびが残っているようでは、工事の意味がありません。
状態により塗る作業よりもはるかに時間がかかってしまうこともありますが、処置されているかよく確認し、工事が完了する前に必ず申告するようにしましょう。

塗る作業に関して

鉄部分や木部分を塗装する場合、埃やゴミ、錆び、浮き上がっている古い塗料の膜などを事前に清掃しておくことが必要になります。
これを「ケレン」と言います。
また、錆びや剥がれやなくても塗料との密着を高める為に、サンドペーパーなどで全面をこすって細かい傷をつける「目荒し/足つけ」という作業も必須になります。
塗る作業に入る前に、これらの事前準備がされているかチェックしましょう。
また、塗らない部分を汚さぬようカバーをきちんとしているか、塗料の希釈をし過ぎて必要以上に薄められていないかも確認しましょう。
塗料の希釈する割合は、カタログに明記されています。
塗る回数も重要で、何回塗る必要があるのか、見積もりの時点で事前に文書等で記載してもらうようにしましょう。
カタログには塗料の重ね塗りの適正時間や塗料の使用料も記載されていますので、違う塗料を塗り重ねるまでの間隔が適正時間通りに守られているのか、塗料の使用料がカタログ通りに使用されているのかなどもよく確認しましょう。

最も重要なのは、見積もり段階で業者の質を見極めること

さて、上記では工事に入ってからのチェックポイントを記載しましたが、実際にはなかなか逐一チェックし、確認するのも難しいことです。
疑いだしたらキリがありませんし、職人がその気になれば現場監督レベルの人をごまかすのも簡単です。
同じ塗料を同じだけ使用して適正通りに塗装しても、職人の腕の違いにより仕上がりにも大きな差が出る場合があります。
見積もり段階で実績を調べたり、参考資料を提出してもらうなどして、業者の質を見極めることが最も大切になります。