外壁塗装の塗り方

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外壁塗装は、一度だけ塗料を塗れば終了というものではありません。
ここでは外壁塗装の塗り方について、簡単にご説明いたしましょう。

塗装開始

塗る回数はほとんどの場合、下塗り・中塗り・上塗りの3回となっています。
ただし、作業状況や外壁の劣化具合、下地の種類によって回数は少なくなったり多くなったりしますので、あくまで参考回数とお考えください。
下塗りは塗料を外壁にしっかりと定着させる為の大切な工程です。
接着作用のある塗料で塗って、塗膜を強力に密着させます。
外壁にはサイディング壁やモルタル壁など様々な種類がありますので、壁の種類に合わせた下塗り塗料に変えて塗っていきます。
木部は湿度によって収縮する為、それにも対応出来る下塗り塗料を使用しています。
次に塗膜に厚みを持たせる為の中塗りを行います。
ヒビの多い壁の場合はより厚みを持たせてヒビを防止するよう、どろどろした硬度のある塗料を使用する場合が多いようです。
業者により使用塗料を変えるかどうかは異なりますが、汚れやカビが気になる外壁には、シンナー系の高品質塗料で再発防止をするなど、痛みの状況に合わせて塗装を施してくれる業者もあります。
最後の仕上げとして、上塗りを行います。
塗装に更なる厚みを持たせ、また依頼者の希望の色に塗り上げていきます。
それが終わったら、塗料の拭き残しや塗り残し、ムラがないかなど家全体をチェックし、足場の解体など後片付けに入るのが一般的です。

外壁塗装の施行日数は大体10～14日程度

塗装前の準備から塗装、後片付け・撤収までは、大体10～14日程度かかります。
塗る回数が少なければ当然1～2日ほど早くなり、回数が多ければ日数も増えます。
塗る回数の違いは、日光が当たる角度などによっても変わります。
紫外線が多く当たる方角では、紫外線の影響により痛み方も強く、基本3回の塗装でも、影になる方角では2回塗りで十分、逆に陽のよく当たる方角の壁は痛みが激しく4回塗り上げなければならない場合もあります。