外壁塗装の塗料の種類

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外壁塗装にはそれなりの金額がかかりますが、「高いお金をかけたのに失敗した」と言う例も聞きます。
外壁塗装に失敗しないポイントは、良い外壁塗装業者を選ぶことはもちろんのこと、良い塗料を選ぶことも重要です。
ここでは外壁塗装の塗料の種類についてご紹介しましょう。

一般的な塗料の種類

外壁塗装に使用する塗料には数百種類以上あり、それぞれ金額も性能も異なります。
更には同じ塗料でもメーカーによりまた金額に差がありますので、どの塗料を選ぶかにより塗装にかかる合計金額も大幅に変わってきます。
一般的な塗料は、アクリル系、ウレタン系・シリコン系・フッ素系の4種類に分けることが出来ます。
アクリル系が最も安く、左から順に塗料の値段は高くなっていきます。
アクリル系は第一世代と呼ばれ、約15年前に販売されました。
当時は画期的な商品とされていましたが、塗料も進歩した現在では耐久年数が5～7年ほどと短く、汚れやすいという欠点もあり、あまり使用されていません。
第二世代のウレタン系は、汚れやすいという欠点を解消し、柔らかい性質がある為細部の塗装に最も適しています。
耐久年数は7～10年です。
第三世代のシリコン系は、汚れにくさと耐久性を両立させた塗料です。
耐久年数は10～15年となっており、水性セラミシリコンを含有した水性塗料と、クリーンマイルドシリコンを含有した油性塗料の2種類があります。
最近では販売当初よりも価格が落ち着き、コストパフォーマンスの点から最も人気のある塗料となっています。
第四世代のフッ素は、耐久性に最も優れていますが、まだまだ価格が高く、一般住宅の外壁塗装にはオーバークオリティの感があります。
耐久性以外の各性能面ではシリコン塗料と同じです。
もしフッ素系をお考えの方は外壁もそうですが、特に損傷することの多い屋根の塗装に使用することをお勧めします。

各機能面に特化した塗料

上記の塗料以外にも、断熱・遮熱に優れた断熱塗料、遮熱塗料、外壁の汚れを分解する光触媒塗料などがあり、それぞれに特化した一分野を持つ塗料もあります。